2009.08.19
熱いものは熱いうちに食え!
- [平日]9A34 快速上 野行
- 始発:成 田929 → 終着:上 野1049
- ダイヤ:2006.12.10改正
- 備考:ー
ってなわけで、前回の記事に引き続きフルカラーLEDとなった京成3000形3002編成の話題をば。14日にフルカラーLEDとなって営業運転に入った3002編成、翌15日には14日からの運用の流れでは6両編成では珍列車にあたる快速上野行に充当。さっそく色の付いている種別のLEDを見られる機会を得た。これを逃すと追いかけるのが面倒になるので、早いうちに食いついてみた次第である。
当然、ピンクで表示されているであろう快速の種別表示をお目当てにしていたのだが、カメラのファインダー越しに見える種別表示は、、、
「あれ、もしかして『普通』表示になってる??」
↓
「ちゃんと『快速』表示にはなってるが・・・」
↓
「ピンクは、ピンクはどこ行ったあああー????!!!!!」
↓
シャッターをパチリ
・・・ってな感じの撮影であった。写真をご覧のように、フルカラーLEDによる快速表示はもしかしたらピンクになってるかもしれない程度の表示となっている。ちなみに、京急車のフルカラーLEDによる快速表示はこれくらいになっており、新1000形と同じくらいピンクピンクした表示が見られると思ったので、ちょっとばかり期待はずれのような感じ。
珍列車シリーズとして記事を作ったのでそちらの方の薀蓄も傾けておくと、6両編成の快速上野行はこの9A34のみ、平日1本の存在である。2006年12月ダイヤ改正で登場した列車で、もともと運転していた快速高砂行を延長したものとなっている。もっとも高砂行として運転していた時も高砂で種別を普通に変更して上野まで直通していたので、同改正で全区間にわたって快速で走るようになったと言ったほうがいいかもしれない。このスジは長らく6両編成の列車として運転されており、さかのぼれば2002年10月ダイヤ改正で快速が登場する前の急行の時代から6両のまま。今でこそ快速以上の優等列車はそのほとんどが8両編成での運転となっているが、6両編成の優等列車がガシガシ走っていた頃の残党のような存在である。
前述のように運用は前日からの繋がりがあるので、充当車両の特定が容易な比較的撮影しやすい珍列車である。撮影しやすいと言いつつも、個人的には実は今回が初撮影。こういったネタが無いと腰が上がらないという悪い見本でございやんす・・・。
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